株式会社大門様(社員研修)

全社員一丸となっての取り組み

創業55年から60周年に向け進化を目指し、働き易い職場を!

企業紹介

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企業名:株式会社 大門
事業内容:一般区域貨物運送業
国内梱包及び輸出梱包、重量物運搬並びに諸機械据付、解体鉄金及び機械加工、特定労働者派遣事業
設立:昭和40年5月
URL:http://www.e-daimon.co.jp/publics/index/2/
社員数:55名
経営理念:
株式会社大門及び有限会社クリエイト・ディは、全社員の物心両面の幸福を追求し、 一、あらゆることに最善を尽くし、常にお客様の繁栄に寄与することをモットーとします。 一、常に新しいことにチャレンジし、お客様から必要とされる企業を目指します。 一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。
担当ファシリテーター:松山将三郎 中村亜依 藤田廣昭
導入目的:評価制度導入のため


SESSION 1. 未来新聞

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全自動化達成で給料大幅UP!!

今回は、梱包やフォークリフト・クレーンでの作業といった現場作業をされている社員さんへのセッションで、比較的若い社員さんが多い印象でした。正直、普段は現場で身体を動かす仕事が中心なのでこういった研修は戸惑いがあるかなと思っていました。ただ、アイスブレイクでの準備体操からストーリーテリングトリオでそれぞれの夢を語っていく中で肩の力が抜けてきたのか、自由な発想で対話も活発化していき、最後はこんなに素敵な未来新聞ができました。「文春KD」というインパクトがあるタイトルもさることながら、全自動化達成で給料の大幅アップを達成するという夢のある新聞になったと思います。

SESSION 2. 評価基準

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会社が求めているのは梱包作業だけ?!

SESSION 2 の評価基準の作成は、会社で求められている成果・能力・姿勢を洗い出していくセッションです。梱包やフォークリフトといった普段の仕事に直結するものはイメージしやすいのかどんどん出てきていましたが、「それ以外に必要なものは・・・?」となってくると、だんだん付箋を貼っていく手の動きが鈍っているようでした。それでも、「現場作業をするには強い足腰が必要だよな」とか「現場の雰囲気をよくするためにも笑いは必要」といった感じで発想を広げていって模造紙がたくさんの付箋で埋まっていきました。未来新聞にある「全自動化達成」のための「ダンボール自動作成」「パレット自動作成」といったものもちゃっかり入っていました。

SESSION 3. キャリアマップ

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こんな新人・先輩と一緒に仕事がしたい

SESSION3は、SESSION 2で作成した評価基準を元にキャリアマップを作っていくという若干難易度の高いセッションです。現在の自分の立ち位置だけでなく、「新人さんが入ってきたらこうしてほしい」「先輩にはこういう対応をしてほしい」といった想像力を働かせながら作成されました。出来上がったスキルマップによると、「新人さんはまずは梱包とか基本的な仕事を素直な気持ちで学んでいってほしい」、「ベテランになると、安全のことも考えてほしいし、部下のフォローもしてほしい」といった人物像が浮かび上がってきました。

SESSION 4. ミッション宣言!

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給料大幅UP!!へのラストスパート

朝から続いた1 DAY セッションもいよいよ最後のセッションとなります。大門で求められている人物像を意識しつつ、自分の目指したい将来像への目標をマンダラチャートでまとめていきます。長時間の研修で疲れているかなと思いましたが、意外に皆さんどんどんマンダラチャートのマスを埋められているようでした。前のセッションで作成されたキャリアマップにある「安全」「コミュニケーション力」「元気」といったキーワードは欠かせませんね。

感想

中村祐大さま(取締役部長)より

正直な気持ちとして私は従業員の皆が、そこまで会社に対して「想い」があるとは思っていませんでした。従業員の全員が、中途採用という変わった会社ですので、ベクトルをそろえるのも一苦労。そんな中、「サンクスUP!の研修」というものに出会い、さっそく幹部へトライしてみたところ見事なまでにスカスカな未来新聞と、想いの無い結果が・・・。 これは大失敗かな?と思いながら現場のスタッフへ横展開したところ、おもしろいアイデアや会社への想い、自分達がどうなりたいかという熱い思いがバンバン伝わるセッションであっという間に時間が過ぎました。弊社は、評価制度の導入を目的としておりましたので、皆のココを見て欲しいというところが明確になり今後、会社で「評価」ではなく、「ありがとう」を言い合える組織作りに大いに役立つ研修でした。かなりの大人数でしたので、ファシリテーターの皆さんも苦労したかと思いますが、笑いあり、真剣な時間もありで楽しい時間だったかと思います。今後も継続して研修を実施し、より現実的な評価へと近づけられればと思っています。

まとめ

最初は「今日は何をさせられるんだろう」という少し手探りな感じで参加された社員さんたちでしたが、徐々にコミュニケーションが活発になっていくのを見て、とても風通しのよい会社なんだと思いました。普段は現場で目の前の作業を必死でされているところから、今回は一歩引いた視点から色々考えてみるよいきっかけになったのではないかと思っています。今回のセッションで終わりではなく、作成したマンダラチャートの目標を意識しつづけて、「給料大幅UP!!」を達成して欲しいです。
担当:藤田廣昭